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改めまして、ダナーライトのお手入れ & 大学の後輩が作ってくれたもの (2012.11.20) [OTEIRE - MAINTENANCE]

みなさん、こんにちは。カタギリです。

今朝、古町モール5で流れていた『マイウェイ』が頭から離れません。

モールで流れていたのはインスト・バージョンだったんですが、私の脳内ではばっちり“歌つき”でした。

シナトラじゃないですよ?

布施明バージョンに決まってるじゃないですか。

♪すべては~心の~ き~め~た~ま~~~まに~~~(鬼ビブラート)

脳内再生した途端、思わず吹き出してしまったことは言うまでもありません。

風が強く、気温も低い憂鬱な朝でしたが、少し気持ちが晴れました。


さて、今日の本題はこちら。

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最近お問い合わせをいただくことが多い、『ダナーライトのお手入れ』を改めてご紹介しようと思います。





過去に何度かご紹介しているのですが、これはどうやら定期的に紹介した方が良さそうなので、とりあえずやっておきます。

で、私のダナーライトをさっそく診断したんですが…

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つま先に細かいキズはあっても、別に気にするほどでもなし。

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カカトも相変わらず擦れてますが、これだって気にするほどじゃない。


「まぁそれでもいいか…」なんて考えていたら、ソッとイシイが自分のダナーライトを置いていきました(1枚目の写真の奥に写りこんでますね)。

カタギリ 「なんすか?」

イシイ  「いや~今日履いてきてよかったよ~。ダナーの手入れするんでしょ?俺のもやっておいて。」

カタギリ 「はぁ…。」

というわけで、急遽イシイのを手入れすることになりました。

診断。

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相変わらずの状態です。

私のと比べると…

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左がカタギリ号、右がイシイ号。

革の状態の悪さが一目でわかります。

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革に潤いがなくカサカサになってしまっているので、とりあえずデリケート・クリームブチ込んで投入して革に栄養を与えたいと思います。


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まずは紐をはずして、

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埃を落として、

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デリケート・クリームを、

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投入。

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左がビフォー、右がアフター。

「キレイになった」ということではなく、革に“しっとり感”が戻ったという段階です。

で、お次はキズの補正。

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おなじみビーワックスのミディアム・ブラウンを使って補正したいと思います。

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フタが割れているのは、私の扱いが乱暴だからです。ご愛嬌です。

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左がビフォー、右がアフター。


黒ずんだ汚れなどはそのままにしてあるので、印象としてはさほどキレイになったわけではないかもしれませんが、革には栄養とツヤが戻りました。

黒ずみも消してもいいんですが、クライアントのイシイは個人的に「ワーク・ブーツに汚れ落としを使う」ことを極端に嫌う傾向がありますので、今回はやめておきました(笑)

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こっちは右がビフォー、左がアフター。

カカトのスレや細かいキズも補正完了。

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実は意外と見た目の印象を左右する羽根部分も完了。

革にしっとり感が戻り、キズを目立たなくするとだいぶ印象がよくなります。

で、もう片方も同じやりかたでお手入れ。

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紐を(ウ〇コ座りで)通して…


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完成。

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テッカテカ。

普通であれば、ダナーライトはテッカテカにすると格好良くないと思うんですが、イシイの場合は少しボロすぎました。

テッカテカにするくらいでちょうど良いと思います。

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カカトもテッカテカ。

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今回はコバの補正はしませんでした。

イシイさん、あとで自分でやってください。

で、クライアントに納品。

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ご満悦です。

イシイ  「え~っと、じゃあ次にこっちも…」
カタギリ 「…また今度にしていいっすか?」


ちなみに、

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勢い余ってここにもクリームつけちゃいましたが、これは私と皆さんだけの秘密です。

どうせ本人も気づきません。ははは。


本当は、今回はもっとベーシックなやり方をご紹介しようと思っていたんですが、期せずして“キッチリと”やることになってしまいました。


普段はブラッシングだけでOKです。

で、革がカサついてきたらデリケート・クリームを塗るだけ。

それだけでバッチリです。

私もイシイ同様「ワーク・ブーツに汚れ落としはいらない」と思ってますので、汚れは落とさなくてもいいと考えてます。

ブラッシングとデリケート・クリームだけでいいんですから、けっこう簡単でしょう?

ただ、こんな簡単なお手入れでも、「やる」のと「やらない」のでは靴の“持ち”が全然違います。

お手入れをしながら長~く履いてください。




◎大学の後輩が作ってくれたもの
8月某日、京都で職人をやっている大学時代の1コ下の後輩に、あるものを作ってもらいました。

その品が先日届きました。

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発注時に、

「急がないから、他の仕事を優先してのんびりやってくれ」

と言ったら、ホントにのんびりやってくれました(笑)

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厳重な梱包。

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中身はロゴ入りの封筒。

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これが何かというと…

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シルバーのバングル、でした。

そう、その後輩は京都でシルバー・アクセサリーを作っています。

普段は和テイストなものを作っていますが、けっこうなんでもいけちゃうそうです。

そいつにオーダーして“カタギリ・オリジナル”を作ってもらいました。


言っておきますが、基本、私はアクセサリー類を“つけない派”です。

というよりは“つけてたまるか派”といってもいいぐらいなんです。

しかし、カワイイ後輩(♂)が丹精込めて作ってくれるんだったら、着けてもいいか。と思って、オーダーしてみました。

応援の意味も込めつつ。

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ボリューミーなものはさすがに抵抗があるので、シンプルにしつつ…

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小さく“山”を入れてもらいました。

色々深い意味はありますが、きっと皆さんめんどくさいでしょうから割愛します。

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裏には『Disce gaudere』と彫ってもらいました。

『楽しむことを学べ』っていう意味のラテン語、ですね。

私がオーダーしたのは文字だけだったんですが、

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両端に「ギリシャっぽい控えめな装飾」(作者談)を入れてくれました。

後輩曰く「文字だけだと寂しかったので」と。

ここに私は職人の魂をみましたね。

すべてオーダーどおりに作ることが100点なのではなく、職人ならではの「+α」を付け加えることで100点になるわけですな。

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こちらサイドにはブランドのロゴ『DosCardenales』と、オーダーメイドの証「1/1」が彫ってあります。


エラそうに聞こえるかもしれませんが、「大学の後輩」なのでどこかに「大丈夫か?」という不安な気持ちがあったわけですが、心配無用でした。

ちゃんと職人でした。

当たり前か。

で、その後輩とのやりとりの中で、もちろん私も学ぶことが多かったわけで。

“作る側”の心意気、思いみたいなものを感じることができました。

今後の接客に活かすことができれば、と思います。

という感想は、彼には伝えていません。

恥ずかしいというか、悔しいというか。


まぁそんなわけで、アクセサリーを作ってもらいました、という話でした。

もちろん、今でも“つけない派”ですが、一部例外あり、ということでお願いいたします。

そして、こういう機会に「愛妻用」ではなく「自分用」をオーダーするあたり、私は自分が可愛くて仕方がありません。

愛妻用はまた今度。

近いうちに(笑)




というわけで今日はここまで。

ありがとうございました。

それでは、また。

カタギリ


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